自宅で簡単・ダイロンでカシミアのセーターを手染めする方法

ダイロン赤で染めたセータークラフト・自作

お気に入りの洋服でもシミができてしまうと着られない、でも『どうしても捨てたくない』なんてことありますよね。

私もそんなセーターが一枚あり『そうだ、セーターを染めよう』と、突然、思い立って、アマゾンでダイロンを購入。 ダイロン 染めは2回目でしたが、とっても簡単にできました。

この記事では、

  • 初めての人でも簡単なダイロン利用法
  • ダイロン利用の注意点

を紹介します。

この3分動画でも手順を紹介しているので、あわせてどうぞ。

1 必要なもの

お湯の確保掃除が簡単なお風呂場を使うのがおススメです

2 ダイロンの使い方

2-1 ダイロン染料の準備 5分

1.染める洋服は水で湿った状態にしておきます。

シャワーで湿らせる

2.小さめのボールなどの容器に、ダイロン40℃のお湯250mlを注いでよく溶かします。

ダイロンを溶かす
ダイロンにお湯を入れる

3.タライなどに40℃のお湯6リットルを用意し、食卓塩250gを混ぜて溶かします。

お湯6リットル
タライの大きさはこのくらいがおススメ
塩を加える
食卓塩を溶かします

4. お湯にダイロン液を加えて、準備完了

ダイロンとお湯を混ぜる

2-2 染め作業 1時間

1.洋服を入れたら最初の15分間は、混ぜ続けます

染めはじめ1
ダイロン1パックで約250gの衣服がきれいに染まります

2、揉みまぜ→休憩を1時間、繰り返します

揉み洗い
染めもの、ということで、とりあえずやさしく揉んでみます

ダイロンの説明書によると

『15分かき混ぜて、これを45分間継続的に行う』とあります、

なので、私の場合は

最初の15分:揉み続ける

10分休憩

5分揉んで10分休む×3回繰り返す

をやってみました。

正しいかはわかりませんが、ムラなくきれいに染め上がっています。

そめあがり
1時間後にはこんな感じに

2-3 すすぎと手洗い

1.冷たい水ですすぎます。洗った水に染料の色が出なくなるまで4-5回繰り返します。

染めた衣類をすすぐ
染めた衣類をすすぐ2
色が出なくなるまで、結構かかります。

2.色が出なくなったら、手洗い用の洗剤とお湯でふつうに洗濯して完成です。

3 ダイロンでできること、できないこと

3-1 仕上がりの色は多少見本と違う

今回『チューリップレッド』という『真っ赤』なダイロンを使いましたが、染め上がりはピンクっぽい感じになっています

ダイロンの染め上がり色を、確実にコントロールすることはできません。

その時だけのオリジナルの色に仕上がるのが、ダイロンの面白いところ

3-2 色落ちはしないけど、色うつりは注意

染めてから何度も洗濯したり、着ていますが『色褪せ』は起きていません。

ただし、染めた後の数回は必ず他の洋服と分けて手洗いしてください。最初のうちは洗うと染料がかなり出てきますので、要注意。

3-3 洋服のリメイクで使おう

今回のセーターではとくに生地の傷みはありませんでした。試しに、もう一枚黒のカシミアベストも染めていたのですが、生地には問題なし。

使ったセーター

それでも、ダイロンで新品の洋服や、大事な洋服を染めることはおすすめしません

ガッカリを避けるために

失敗しても受け入れられる服だけを染める』ルールにしています

今回のセーターは、外には着ていけないほどの、青いシミができていたので、実験にはぴったりでした。

セーターのシミ

いかがでしたか?

ダイロンへの挑戦を検討している人の参考になれば幸いです。

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