SNSは英語でなんて言う?

ビジネス海外進出

突然ですが、SNSって英語でなんていうかご存じですか?

SNSじゃないの?

と思った方、SNSは英語では通じません。

この記事では2021年に知っておきたい・和製英語を集めました。解説だけでなく、実際の使用例文も付けましたので、覚えやすく、今日からすぐに活用できますよ。

この記事はこんな人におすすめ
  • 仕事で英語をちょっとでも使う
  • 学校の英語はそこそこだけど、外国人との会話にはイマイチ自信がない

それでは、早速見ていきましょう

 



SNS

日本ではーシャルットワークービスの頭文字をとったものが使われますね。英語の文法的に間違ってはいませんが

Social Network Service

と言われて、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどを思い浮かべる外国人はいません。

英語では、

Social media (ソーシャルメディア)

といいます。 Social(ソーシャル)と省略して呼ぶこともありますね 。

ビジネスでは、“ソーシャルメディア”を使いますが、友人との会話なら“フェイスブック”、“インスタグラム”などと固有名詞を入れることも多いよ

すぐ使える例文
  • In our team, we allocated one third of annual budget for social media campaign. 
    • 私たちの部署では年間予算の3分の1をSNSに使います。
  • He is famous on social media.
    • 彼はSNSで有名だね
  • I found a very nice bag on Instagram.
    • インスタでかわいいバッグを見つけたの

 



ノートパソコン

ノート型パソコンとは、英語では言いません。代わりに

Laptop ラップトップ(ひざのせ形パソコン)

といいますね。

デスクトップはDesktopで同じです。

ちなみに、

  • Windows搭載のパソコン→PC
  • マッキントッシュ社のパソコン→Mac

といいます。パソコン、またはパーソナルコンピュータというのは和製英語です。

すぐ使える例文
  • I’ll bring my laptop tomorrow to the office.  
    • 明日オフィスにパソコンを持ってくるね
  • Do you use PCor Mac?
    • マックとウィンドウズどっちを使ってる?

ノートパソコンは膝にのせて使うもの???

アンケート

アンケート(Enquête)はフランス語です。

英語では、

  • Questionnaire クエスチョネア =質問集
  • Survey サーベイ = 調査シート
  • Feedback フィードバック

などがいいでしょう。

すぐ使える例文
  • Please fill in the questionnaire before you leave.
    • お帰りになる前にアンケートのご記入をお願いします。
  • Can you print out 100 copies of feedback sheet
    • アンケートを100枚、印刷しておいてね

アポイント

よくアポイントメント=約束の事を

アポイントを取る

という人がいますが、これは間違いです。

Apointは任命するという意味の動詞なので、約束をとる際には使いませんし、『アポイントを取る』のように名詞として使うこともできません。

日本のビジネスシーンでは、『アポイント』が使われることもあるけど、英語をきちんと習得したい人は、とくに気を付けよう

日本ではアポイントメントは『ビジネスミーティング』というイメージもあるかもしれませんが、レストラン、病院、美容室の予約などにもよく使われます。

友人や家族との約束に使っても、間違いではありません。

すぐ使える例文
  • I have an appointment at 3pm this afternoon.
    • 今日の午後3時に約束(用事)があります。
  • Shall we make an appointmentfor the restaurant?
    • レストランを予約しましょうか?
  • What time is your appointment with doctor?
    • 病院を何時に予約しているの?

 



コミット

日本でも、最近頻繁に使われているcommit (コミット)

結果にコミットする!

というのが、コミットの使い方と思われがちかもしれませんが、

『専念する』という意味のほかに、犯罪を犯すというときもCommit a crimeと言います。

仕事への忠誠というニュアンスだけでなくて、プライベートな将来の約束、時間の投資などにもよく使われる単語です。

Commitの使いこなし例文
  • I cannot commit at the moment
    • 現段階では、約束できないよ
  • What I am looking for in our relationship is commitment
    • あなたとの関係には、真剣なお付き合いを求めているの
  • Growing our kids is my largest commitment
    • こどもを養うことが僕にとって一番大事なんだ

また、『結果を出す』、 『 忠誠を誓う 』 という意味にしたいなら、以下のような言い換えができます。

Commitの言い換え
  • We are trying to match with client’s expectation
    • お客様のご希望に添えるように頑張ります
  • Our service can drive your sales significantly
    • 我々のサービスを使えば、御社の売り上げを劇的に伸ばすことができるでしょう。

We can grantee your satisfaction(お客様の満足を保証します)

と、直訳では言うこともできますが、海外のビジネスで、こういった表現はほとんど使われません。

grantee (ギャランティ・保証する)、promise (プロミス・約束する)みたいな極端に断定的な表現は、海外のビジネスシーンではあまり好まれないよ

自社のサービスや商品のセールスポイントを伝えたいなら、具体的な数字、情報を入れるのが当たり前です。

プロポーズ

結婚の約束をするときにしか使われない?

と思っていたら大間違いです。プロポーズとは『提案する』という意味。

特に名詞のProposal・プロポーザルは、企画書・提案・プレゼンの意味でも使われ、仕事では頻出です。

例文
  • Please send us a proposal.
    • (詳細のまとまった)提案書を送っていただけますか?
  • What do they propose for us?
    • 先方からは何を提案されたの?

【プロポーザルとは】

『プロポーザルを送ってください』と言われたら、それは詳細の提案のこと。形式は、メール文書でも、パワーポイントの企画書でもなんでもいいのですが、“完結した提案”であるのが、一般的。 

アイディアだけではなく、具体的は実行方法やスケジュールなど、必要な情報を盛り込みます。また、同じタイミングで、見積書(値段表)を添えることが多いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

ビジネス英語のコツですが、あまり日本語の辞書が翻訳を信用しすぎないで、ネイティブが使っている表現をそのまま繰り返して使ったり、覚えてしまうことです。

また、難しい表現、ややこしい挨拶などは不要です。簡潔にわかりやすく

基本的な単語と表現だけでも、ビジネスは十分にできますよ。

まだまだほかにも紹介したい表現がたくさんあります。

参考になったという方は、ぜひ関連記事も見てくださいね。

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