【詳細ガイド】外国人にパーティに招待されたら知っておきたいこと

海外移住

こんにちは。イギリス在住15年、海外生活のアレコレをブログに書いています。

この記事では『外国人主催のホームパーティって実際どんなかんじ?』、『招待されたときはどうする?』かをパーティの種類別に紹介します。

また、服装、手土産、マナーなどの注意点もまとめています。

イギリス、アメリカ、ヨーロッパの国では、国ごとに細かい習慣の違いがあるけど、

基本的なところは似ていると思うよ。参考にしてみてください。

イギリス人ではパーティが頻繁にある

イギリスでは、日本よりも友人宅に招待したり、されたりが頻繁にあります。

というのも、日本に比べて外で集まれる場所が少ないんです。

日本はカラオケや宴会施設、健康ランドのような屋内で大勢で集まれる施設が充実しているよね。

欧米の家は、広い庭やリビングルームがあるので、必然的に自宅に集まってワイワイという機会が多くなります。

どんな集まりがあるの?

単純に自宅に集まって飲み会や食事会をする以外にも、いろんなパーティが行われます。

パーティの種類
  • 誕生日パーティ
  • クリスマスパーティ
  • 引っ越し祝い (House Warming・ハウスウォーミングといわれます)
  • ガーデンパーティ、BBQ
  • 近所の人たちの飲み会
  • ベビーシャワー

海外留学や駐在、ホームスティなどをしたら、何かとパーティに呼ばれることも増えるでしょう。

同僚や仕事関係の人から自宅に誘われるということは、よほど仲良くならない限りないよ。

パーティ別・どんなことをするの?

『パーティ』といっても、内容は家呑みからレストランでのレセプションまで様々。

パーティの内容を見極めて、TPOに合った対応をしましょう。

ふつうのホームパーティ

少人数の家呑みであれば、カジュアルな格好で行きましょう。

手土産は、招待者に直接『何を持っていったらいい?』と聞くのが一番です。

招待者が『持ち寄りパーティ』を企画している場合は、足りない分のドリンク、前菜、デザートなどがあれば教えてくれると思います。

もし『何も持ってこなくていいよ』と言われたら、そのまま言葉通り受け取ってOKです。

招待者に花を持たせる意味でも、お言葉に甘えましょう

次に自分が相手を招待したり、何かお礼をする機会があれば十分ですが、簡単なお礼がしたい人は、チョコレートなどの保存できるお菓子かワインなどを持っていくのもいいでしょう。

サプライズで自作料理を持っていって、招待者と被ってしまった…なんてことは、避けたいですね

バーベキュー・ガーデンパーティ

5月~8月ごろにかけては、広い庭を使ってバーベキューをする人が大量発生します。

基本はホームパーティと同じですが、BBQ用の素材を持ち寄ることも多いです。

主催者と相談して、お肉やソーセージを持っていくか、ビール、ワイン、ポテトチップスのようなシェアできるスナックを持っていくのが定番です。

ちなみにBBQはほぼ肉!魚や野菜はほどんど見かけません。

イギリスバーベキュー

誕生日パーティ

自宅以外に、レストラン・パブで、集まることも多いです。

誕生日パーティだからといって、必ずプレゼントを持参しなくてはいけないという習慣はありません。相手との距離次第です。

パーティの際に渡せなくても、事前や事後に別途渡すのでも大丈夫です。

服装は、仕事帰りなどに普段着で参加しても全く問題ありませんし、着飾って参加しても大丈夫ですが、主役より目立ったりはしないように気を付けましょう。

プレゼント選び・クリスマスの準備については関連記事もあるよ

手土産・プレゼントは何を選ぶ?

一般的ではあるのですが、

ワイン

一番安全な選択でしょう。他の酒類よりも高級感があり人を選びません。もし、その日に飲めなくても長期保管も可能です。

欧米のスーパーマーケットのワイン売り場には、豊富な種類のワインがそろっていて日本に比べればだいぶん安く購入できます。

ヨーロッパのワイン棚
まるでワインセラーのようなスーパーマーケットの棚

ケーキ・スイーツ

一般的ではあるのですが、ケーキが他の人と被る率がかなり高いです。

また最近は健康志向やアレルギーの関係で、食事にさまざまな制限を付けている人が多く、食べ物を選ぶのはなかなか難しかったりします。

箱に入ったチョコレートはシェアが簡単で高級感があり、男女問わず好まれるのでお勧めです。

日本食

せっかくなら何か日本らしいものを、と思っているなら日本食もありです。

ただし、人によっては好き嫌いが分かれるので、招待者と相談して決めるのがいいでしょう。

抹茶を使ったシンプルなケーキや、スターターとしても食べられるお寿司や唐揚げのようなものは喜ばれますよ。

お花

日本では定番ですが、こちらでは男性が女性に贈ることが多いです。飾る手間もありますし、パーティやお誕生日に友達に渡すのはあまりおすすめしないかも。

パーティ中の楽しみは?

イギリス式のパーティの楽しみ方はなんといっても会話につきます。

こんな時、話題が豊富な人は困りませんが『積極的に話を振るのが苦手』という人は、いろんな人の話を聞くだけでも楽しいもの

相槌をうったり、相手の話にコメントを入れているだけでも、意外と会話は続くものですよ

どうしても沈黙に耐えられなければ、以下の話題を振ってみるのがよいでしょう。

会話に困ったときに万人に通じるネタ

  • ホリディ(旅行)の予定
  • 週末の予定、遊びに行く予定
  • 自分の言ったレストランの話
  • 出身地の地元話
  • 最近ネットフィリックスで見た映画・ドラマ・ドキュメンタリーの話

とりあえずどれか聞いてみよう。話題が広がって、相手がしゃべり続けてくれるよ

共通の話題にハマれば盛り上がる話

  • 趣味の話(スポーツ、料理など)
  • 相手の仕事の話
  • 家族の話

仕事の話はWhat do you do for living ?(普段何してる人?)と聞けば、自己紹介がてらなにかは答えてくれるよ

盛り上がらないネタ

  • 自分の仕事の話
  • 政治、経済、時事などのネタ
  • パーティの食事の話
  • 天気・天候の話

自分の仕事の話は相手に聞かれてから話すのがいいでしょう

パーティで帰りたくなったら

パーティの引き際って難しいですよね。

うまく帰ることを言い出せずにずるずる時間が過ぎてしまうことは国を問わずよくありますが、イギリスでは、『じゃあそろそろ~』って言ってからが、本当に長いので注意です。

コツは実際に帰りたい時刻よりも、少し早めに切り出すことです。

帰ると言い出してからも、社交辞令的な話が続き、通常15分ぐらいは家を出られないと思ってタイミングをみましょう。

ギリギリに切り出して、手短な挨拶で帰るのは失礼な印象になってしまうので注意

なお、イタリアやフランスの習慣では、イギリスに比べても、断然話を切り上げるのが難しいです。

ササっと切り上げられない、ということは、初めから覚悟しておきましょう

まとめ

いかがでしたか?

『パーティ』の語源は『人の集まり』

その時に集まった人との一期一会の時間を楽しむつもりで臨めば、どんなパーティでも楽しめると思いますよ。

タイトルとURLをコピーしました