自宅で簡単に洋服を染めることのできる商品、Dlyon(ダイロン)。いまさらながらこの商品の魅力にハマり、家にあった古い服を染めまくってみました。
このブログでは、私の洋服を染めた実験の結果、成功例、失敗例を写真で紹介します。
なお、私の実験では『ダイロン洗濯機用ポッド』という商品を使っています。
海外ではこの洗濯機用商品が主流なのですが、調べたところ現在、日本では正式販売されていないようです。
それでも、染めるビフォー・アフターの参考にはなると思いますので、ぜひご覧ください。
染め上がりの質感、色味を動画で確認したい人はこちらもどうぞ!
1.ダイロンで褪せた色を取り戻す
定番の使い方はこれ。古くなってしまった洋服の色を、しっかり染め直すことができます。
ただし、黒を黒に、真っ赤を真っ赤に染めるなど単純なはいいのですが、他の色は、ダイロンの染料の色が優先されるため、もともとの洋服をそのまま『生まれ変わらせる』のは、ちょっと難しいのかもしれません。
2.ダイロンで洋服の色を全く違う色に染めなおす
私の一番のお気に入りの使い方はこれ。
以前は茶色などのアースカラーが好きでしたが、最近は暗い色合いのシャツなどはなんとなく好きではなくなって、着なくなってしまいました。
ですが、シャツのデザイン自体は気にいって捨てられずにいたので、思い切って染めてみることに。
こちらのスカートもオレンジが薄くなって痛みが目立っていましたが、紺色に染めることで、お出かけにも使えるように。
さらに色を全く変えることもできます
最初、ダイロン赤で染めたら、真っ赤に、青で染めたら真っ青になると信じていたのですが、そんなはずはありません。説明書にもありますが、もともとの洋服の色が残ります。
絵の具を混ぜるように、染めた洋服も新しい色に生まれ変わります。
絵の具を混ぜるときと考え方は一緒ですが、大体こんな感じで色が混ざります。
3.ダイロンで白に色を付ける
ダイロンで洋服の色を変えるのは楽しいのですが、結構リスクがあると思います。
パッケージ通りの色になることは、5回に1回くらいです。
もともとの洋服の色や傷み具合、色褪せ具合にかなり左右されるので、ある程度『仕上がりがどうなっても楽しめる』という人におすすめです。
『染め上がりを思い通りにしたい』と思う人には、白の洋服を染めるのがおススメです。
色もデザインも気にっているシャツってなかなか売っていないことが多いので、
自分だけのお気に入りにカスタマイズできるのはうれしいですね。
ダイロンは色落ちするの?
結論から言うと、まったくしません。
染めてから1年以上来ているものが10着以上ありますが、染めたときのままです。
ただし、最初の4~5回は必ず個別に手洗いしてください。
説明書にもありますが、色が出てきて、他の洗濯物に移ります。
完全に色が出なくなれば、他の洋服と一緒に洗濯機でザブザブ洗えますよ
ダイロンでうまく染まらなかったことは?
ダイロンの染料が問題で染まらなかったという経験はありません。
が、色の組み合わせが微妙だったな~というのは、ちらほら。
ダイロンのコツは説明書をよく読んで手順にしっかり従うことだよ
ダイロンで染められる素材は
過去に試したのは以下の通りです。
- コットン100%:問題なし
- コーデュロイ:問題なし
- キャンバス地:問題なし
- ウール100%セーター:問題なし
- カシミア:問題なし
おまけですが、試しに、ユニクロの合成繊維マスクを染めてみました。
意外とちゃんと染まって仕上がりはこんな感じに。
まとめ
いかがでしたか?
実際ダイロンを使ってみると思っていた以上に簡単なので、ハマる人はハマるかもしれません。
ただ、自宅染めは必ずうまくいくわけではないので、本当のお気に入りや、失敗して後悔が残るような大切な洋服は染めないことをお勧めします。
これから利用を検討している人の参考になれば幸いです。