イギリスに住んで15年。いまさらながら2021年から、電子レンジ炊飯器のすごさを知りました。
電子レンジでご飯を作れる商品があることは、ずっと前から知っていたのですが、その時点では海外製の炊飯器を持っていたので、興味を持っていませんでした。
しかし、その炊飯器が使えなくなり、こちらの商品に乗り換えたところ、
便利!!
アマゾンジャパンのレビューでは、
ふつうの炊飯器の方が便利
水加減が難しくて、うまく炊けない
と書かれていたので、期待はしていなかったのですが、700円台という手頃な価格だったこともあり、とりあえず購入してみることにしました。
この記事では、
にぜひ、参考にしてもらえれば、うれしいです。
動画と写真で実際の炊きあがりまでお見せします
海外では電子レンジ炊飯がおすすめなわけ
海外生活の人にとって日本食の確保は最重要。
解決策は、
- 行きつけの日本食レストランを見つける
- 日本食を自宅で再現する
- 日本食は減らして、現地の食事をエンジョイする
の、3つのパターンになりますが、『全く日本食を食べない』という人は、かなりの少数派ですし、欧米の日本食レストランはそもそもオーバープライスなので、自炊は皆が通る道なのです。
電子レンジ炊飯器のメリットは
海外の炊飯器は機能も質も劣る
欧米でも炊飯器=ライスクッカーはあります。が、
タイマーと保温機能がない
日本のように、毎日使うものではないので、お米を炊きたいときにだけ、わざわざ箱から取り出して使う感じ。
日本でパンこね機を毎日使わないのと同じで、一部の人だけが持っている特別な調理器具なんだね
私の使っていたものは15ポンド(約3,000円)と激安ではあるんですが、炊きあがりがムラになることも多く、またカマがすぐに傷んでしまいます。
また、中国やアジアのメーカーの炊飯器も、専門の店に行けば売っています。£50(1万円くらい)こちらは日本の炊飯器にかなり近い機能はあるのですが、日本メーカーの製品ほどではないかんじ。
普通のお鍋でご飯を炊いたほうが、おいしく炊けるので、しばらくは鍋でお米を炊く生活をしていました。
日本からの炊飯器を持ち込むのは大変
日本から持ち込む人も結構います。
電圧が違うので、変圧器を買うか、海外でも使える炊飯器を買う必要があります。
当然ですが、結構な重さも大きさもありますから、輸送自体にそこそこ代金もかかります。EMSなどで送れば、1万円以上はかかるでしょう。一人暮らしの人であれば、わざわざ輸送するのは割に合いません。
海外のキッチンに炊飯器置き場はない
上記の通り、毎日使うものでもないので、炊飯器を置くための場所は特にありません。欧米ではキッチンをシェアしているフラットも多いため、自分の用の炊飯器を共有スペースに設置させてもらうのは難しいかも。
電子レンジ炊飯器の買ってよかったこと
というわけで、上記をまとめると、主なメリットは以下の通りです。
特に、小さくて軽いので収納場所に全く困らないこと、そして、リーズナブルな値段も助かりました。
なにより、鍋でご飯を炊くと失敗も多いし、焦げ付いて洗うのも大変。
この商品は、食洗器にも入れられるし、こびりつきなどがないので、プラスチックのお弁当箱を洗う感覚で簡単に洗えます。
電子レンジ炊飯器のデメリット
以下が、不便だなと感じる点。
以下の点を重視したい人にはおススメしません。
2合炊きまでがほとんど
そもそも『電子レンジ内に収まるサイズ』でなくてはいけないので、あまり大容量サイズのものがないみたいです。
2合炊きでも、1回で3人分までは炊くことができますが、大家族や1日何食もご飯を食べたい人には不便かも。
お寿司パーティでも使ったけど、4人分のお寿司くらいならできたよ
調理時間が1時間
購入直前まで知らなかったのですが、電子レンジに入れて調理するだけ、という商品は基本ありません。ちゃんと柔らかいご飯を炊くために、以下の過程が必要です。
電子レンジ炊飯器の使用手順
- 米を20-30分くらい浸水する
- 電子レンジで5-9分
- 15分電子レンジ内で蒸らす
合計約1時間。炊飯器と違って『ご飯を食べたい』というときにタイマーをかけられないのが、不便です。
とはいえ、そもそも海外の炊飯器はタイマー炊飯も、保温機能もありませんので、不便さは変わりません。
日本の炊飯器はハイテクすぎるよ
海外では、日本米は高いですし、自然と米を食べる機会は自然に減ります。それを考えると、日本の炊飯器をわざわざ持ちまなくても、十分かなと思います。
使い方
こちらの短い動画で、実際の使い方と炊き上がりが見られます。
まとめ
いかがでしたか?
いままでスルーしていた、という方にも、ぜひこの商品の使いどころを見直していただきたくこの記事を書いてみました。
私の使った商品はこちらです。