このブログではイギリス英語とアメリカ英語の違いを総合的に紹介しています。
今回は番外編・日付の書き方です。
ビジネスから日常生活まですべての人にかかわる大きな違いといえば、日付の書式です。
意外と日本では知られていないイギリス式の日付の書き方について、詳しく説明します。
アメリカ式の日付
アメリカ式は日本と同様で、年、月、日の順で表記します。
例:2021年11月3日なら
2021 / 3 / 11
November 3 2021
となります。
イギリス式の日付
イギリス式は日、月、年の順で表記します。
3rd November 2021
と書きます。
日本国内ではアメリカ式の表記が主流なので、この形式になじみにのない人も多いかもしれません。
3/5などのスラッシュを使った表記はせず、上記のようにすべて単語のスペルを書きます。
さらに、契約書や公文書などでは2桁の数字は算用数字で30ではなく、単語のThirty と書かれることが多いようです。
ただし例外として、エクセルの表に記入するときなどは、
3.11.2021
などと表記することもあります。
勘違いを避けよう
上記をふまえると、アメリカ=イギリス間の会社でやり取りをするときは、 3月11日と11月3日を勘違いする可能性があります。
実際、アメリカに住む同僚とミーティングの予定を立てたとき、3月4日と4月3日を勘違いしたことがあったよ。近い日付は要注意だね。
誤解やミスを避けるためには、
3rd November 2021
のように、算用数字ではなく、英単語を使ってやり取りをするのが確実です。
イギリス式 読み方の注意
イギリスでは、読み方にも注意
3rd November 2021
の場合、
サード オブ ノーベンバー トゥーサウザンド トゥエンティワン
と、日付と月の間にof (オブ)を入れて読む人が多いです
付録:イギリス式表記の一覧表
イギリス式の場合の、表記の一覧表です。
日本語表記 | 英語表記 |
---|---|
1日 | 1st |
2日 | 2nd |
3日 | 3rd |
4日~20日 | 4th,5th…..20th |
21日 | 21st |
22日 | 22nd |
23日 | 23rd |
24日~30日 | 24th,25th…30th |
31日 | 31st |
まとめ
いかがでしたか?
今まで、使い分けをしていなかった方は、ぜひトライしてみてください。
イギリス人ネイティブとの距離が一気に縮まる…かもしれませんよ。
他にもイギリス英語とアメリカ英語の基本的な違いを抑えたい人はこちらの記事をおすすめします。